主催:応用セキュリティフォーラム(ASF)
日時:2021年12月14日(火)
会場:オンライン (Zoom)
参加申込期限:12月9日・正午
情報通信技術の浸透によって情報社会が成熟する中で、セキュリティに関するおおよその問題には手がつけられ、残るのは一筋縄ではいかぬ難問のみという状況になってきています。
一方で、情報通信技術の高度化によって情報社会は新たな変革を迎えており、これに応じて、セキュリティに対する社会的要求も深化しています。特に最近では、IoT技術の急速な発展によりネットワーク環境が大きく変化するなか、サイバーセキュリティの確保がますます難しくなっています。また、共通鍵暗号などの基盤技術の発展がこれまで以上に重要になる一方で、政策立案や実施といった観点からのセキュリティの検討も重要になっています。さらに、この夏の東京オリンピック・パラリンピックのような国家的規模のイベントを通じて、次世代セキュリティが満たすべき要件は何であるかを考えてみることも、大変興味深く思われます。こうした、さまざまな条件が複雑に関係する状況下において、セキュリティが担うべき役割は、格段に深刻化しています。
ASF次世代セキュリティシンポジウムは、このような難解かつ深刻なセキュリティ問題を克服するための糸口を探ることを目的としています。第8回目となる今回のシンポジウムでは、5つの観点からの講演を通じて次世代セキュリティについて議論します。
一般:40,000円
学生:10,000円
10:00-11:00 元NISC内閣参事官・審議官/東海大学客員教授 三角 育生 先生
「政策立案・実施の観点からの次世代セキュリティ」
11:00-12:00 重要生活機器連携セキュリティ協議会代表理事/IISEC兼任教員 荻野 司 先生
「IoTの観点からの次世代セキュリティ」
12:00-13:30 昼食・休憩
13:30-14:30 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会サイバーセキュリティ部長 居林 宏明 先生
「東京オリンピック・パラリンピック2020の観点からの次世代セキュリティ」
14:30-14:40 休憩
14:40-15:40 日立製作所HIRT/東京電機大学教授/日本シーサート協議会前運営委員長 寺田 真敏 先生
「サイバーセキュリティの観点からの次世代セキュリティ」
15:40-16:40 NTT特別研究員 藤堂 洋介 先生
「共通鍵暗号の観点からの次世代セキュリティ」